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里山の明るさ(冬編)
昨年の7月に測定した「里山の明るさを調べてみよう」の冬編です。

かまくら街道に沿って7ポイント快晴の青空のもと、夏となるべく条件がそろうようにして測定を実施しました。

方法は夏編に大まかですが書いてあるので、さっそく各測定地点の結果を見ていくことにしましょう。

かまくら街道入口・・・ひなたで測定した値を1とします。気温は11.0℃

コナラとイヌシデの落葉樹林・・・1/16 5.0℃ 
測定は日陰になっている場所で6回行いその平均をとっています。落葉樹の林だけあって夏場の1/50から一気に明るい空間に様変わりしました。
里山の明るさ(冬編)_d0177705_11552476.jpg

モウソウチク密生地・・・1/50 4.5℃
1/64からわずかに明るくなりました。周囲にヤマザクラコナラなどがあるのでその影響でしょうか。

竹林再生プロジェクト実施場所・・・1/16 5.2℃
竹が適度に間引かれ、夏と様子が変わっていないので数値は同じ1/16です。日が良く差し込むためか気温も高め。

ヤマザクラの木陰・・・1/16 4.3℃
こちらは②の結果と同様、葉が落ちているので明るさ大幅アップ。夏場が1/128とかまくら街道沿いで最も暗い場所だったのでその差は歴然。
夏に涼むなら葉の生い茂ったヤマザクラの下に限るということですね。

スダジイの木陰・・・1/50 4.2℃
常緑の木の下ですが③と同じように周囲に落葉樹が生えているので1/64から若干明るくなりました。

かまくら街道看板付近(竹林)・・・1/80 4.0℃
1/100からわずかに明るくなりましたが、感覚的にはここが一番暗い気がします。
夏はいいですがこの季節はとても寒いので長居は禁物。
里山の明るさ(冬編)_d0177705_11563365.jpg

こうして明るさを調べながら歩いてみると体感どおり、全体的に明るくなっていることがはっきりと分かりました。

上から横から光が溢れる開放感のある冬の里山も歩いていて気持ちがいいものですね。


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by SATOYAMA-walker | 2012-01-27 21:15 | 里山の四季 | Comments(0)
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