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「里山暮らしが10倍楽しくなる講座」開催決定
日本レクリエーション協会と千葉県レクリエーション協会の主催で

エコ的スポーツライフ(里山暮らし)が10倍楽しくなる講座

が袖ケ浦市久保田の里山と長浦公民館を舞台に開催されることが決定しました。

開催日は9月20日、10月4日、11月15日の各土曜日9:00~13:00の計3回

詳しい内容は期日が近づいてきたころに、あらためてご案内いたしますが、今日は講座最大の目玉、エコストーブを紹介したいと思います。

エコストーブとはもともとアメリカで開発されたロケットストーブと呼ばれるものを、広島県在住の方が独自に改良、小型化をすすめて完成させた枯れ枝を燃料とするストーブ兼調理器具のことです。

先日、講座主催者数人が広島まで出向いてエコストーブ製作法を学び、今日は里山を歩く会、NAGAXの会員が、その制作とご飯炊きに挑戦しました。


エコストーブの完成品。
ご飯を炊くため、手をかざしている下の筒に枝をくべているところ、熱は真上に上がらずペール缶のほうから炎が出ていることに注目。
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7合炊きの釜で炊けるのは15~20分ほど、電気炊飯器と同じか早いぐらいですね。
燃料の枝は片手でつかめるくらいの量で十分なので超省エネ。煙もほとんど出ません。
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炊き上がったところで早速試食。
無洗米を使ったので味はイマイチかと思いきや、普段食べているご飯より風味や甘みが段違い、これだけおいしいのなら新潟産コシヒカリだったらどれだけうまいんだか。
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公民館の工作室に戻っていざエコストーブの自作。
一番の難所はペール缶2ヵ所に煙突パーツを通す穴あけ、良く切れる金切りバサミで中心から外側に向かって蚊取り線香のような渦巻状に切っていくのがコツ。
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煙突部分を金属切断用の刃が付いたサンダーで切断。
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ペール缶に指定サイズの穴が開いていればすんなり入るはずなんですが・・・
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煙突が取り付けられたら難所はクリア、続いて断熱材のバーミキュライトを20リットル強を隙間ができないように押し込みながら充填していきます。
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あとは蓋を閉めて煙路の出口を花びら上に成型、側面8ヵ所にビス止めをして完成です。
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手ほどきと専用冶具をあらかじめ用意しておけば、一人でも2時間ほどで完成できるのではないかとの感想を持ちました。
里山に接している集落で、安全な水と燃料の枯れ枝が手に入る地域であれば非常時の頼もしい味方となってくれるでしょう。


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by SATOYAMA-walker | 2014-08-11 21:00 | 学習支援 | Comments(0)
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