<   2010年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧
カブトムシやカナブンはどこへ?
もうすぐ9月。
すでにカブトムシやクワガタなどの昆虫採集の季節は終わりに近づいていると思いますが久保田の里山に通いはじめて気になったことがあったので一言。

それは昆虫採集の対象になる甲虫全般の数が極端に減少しているということ。
1980年代に小学生時代を過ごした筆者にとって、

カブトムシは街灯や家の網戸に向こうからやってくるもの

コクワガタは家の中に勝手に上がってくる、うれしいお客さん

ノコギリクワガタは雑木林でも手に入りにくい高嶺の花

そしてカナブンは”外道”扱い

といった感じで、もちろん雑木林に入れば道のいたるところに樹液の出ている木があってこれらの甲虫に加えてカミキリムシやスズメバチなどがひしめき合っているのが日常の風景でした。

そして2010年の夏。
以前から虫たちの姿が少なくなってきているのは薄々感じていましたが地元の雑木林と比べ、はるかに規模の大きい久保田の里山でもその姿を見ることはほとんどできません。
特に外道扱いだったカナブンの姿が全く無いのは衝撃的で子どもの頃、雑木林の中で飛んでくるのを避けながら歩いたのがうそのようです。

原因

幹に傷をつけるある種のガやカミキリムシの幼虫が少なくなり、樹液の出る木が少なくなった。
クヌギやコナラの木が成熟して樹液が出にくくなった。
幼虫のえさになる腐葉土や朽木が少なくなった。
など諸説あるようですが、地元も久保田の里山も特別大きな変化がこの期間にあったとは思えないのですが・・・

甲虫たちの羽音が聞こえない里山は、同時に子どもたちの声も聞こえない静かな夏です。

※2011.8.22追記
時折り姿を見かけることから道から外れた場所に樹液が出ている木があると思われます。
d0177705_21191188.jpg

written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-28 18:12 | 里山の四季 | Comments(0)
かまくら街道
袖ケ浦市久保田地区と浜宿地区を結ぶ土の街道。

総延長約840m。久保田地区の東側斜面から入る、雑木林と竹林に囲まれた道で途中から舗装路に変わり久保田の集落に抜けています。
この道は名前からして相当以前からあったようで、明治15年(1882)の官製地図にはっきりと記されています。
ただ、鎌倉街道と伝えられる本道は市内の下新田から市原市立野にあり、【歴史の道百選】に選定されています。 

地図を見る限りでは当時の代宿村久保田村を結ぶ道路だったようで、東へ向かうと現在のさつき台を横断してJR長浦駅前で県道(当時の房総街道)に合流していました。

「里山を歩く会」の活動は古の道「かまくら街道」を復活させることから始まりました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「かまくら街道」入口。(右側の交通アクセス参照)
ここから緩やかな斜面を登った先にあるお墓までが道として残り、そこから先は雑木と竹林に覆われていました。
※写真はクリックで拡大します
d0177705_2233060.jpg

竹林の中を一直線に伸びる道。
10年前までは道の両側にある竹林が完全に街道をふさいでいましたが、会設立当初のメンバーの力で現在の姿に。
d0177705_21311452.jpg

竹林再生プロジェクト を実施しているあたり。
竹の間伐が進んだせいか街道に陽の光が差し込み、近くのヤマザクラも元気を取り戻しました。
d0177705_2252246.jpg

土の街道もここから少し先が終着地点。
入口からここまでの距離はおよそ430m、昔の街道が未舗装のまま纏まって保存されているのは千葉県内でも珍しいのではないでしょうか。
スダジイヤマザクラクヌギケヤキなどの大木が道の両側に見られます。
d0177705_2275119.jpg

d0177705_2141977.jpg


written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-20 22:14 | 里山みどころ | Comments(0)
竹林の夜明け

こんばんは。だらきんです!



今日は一か月ぶりに竹林再生プロジェクトの作業に参加できました。
ここしばらく、試験とレポートに追われ....山に入って汗を流すことがなかったので、今日はリフレッシュ003.gif



一か月の間に桜の周りの竹がたくさん切られ、桜の周りについに日光が!!



d0177705_20244111.jpg



これから元気に育ち、春にはここで花見をできたら良いですね058.gif


作業後はカキ園で育ったスイカを食べながら打ち合わせ-----

d0177705_20281555.jpg



自分は今年初めてのスイカです! 甘いっ!

やはりその土地で育ったものは買ったものより、おいしい気がします。

里山の活動の良さって、こんなところにもあるのかもと思った今日一日でした~


                                   だらきん
にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-15 20:12 | 学生日記 | Comments(0)
竹の伐採体験参加者募集
「里山を歩く会」では今年の6月より荒廃した竹林を整備するため竹林再生プロジェクト←(詳細はここをクリック)を実施しています。

会ではこれまで、復元したかまくら街道南東側斜面の一部、おおよそテニスコート1面分を竹林整備のモデル地区として竹を適正な本数に間伐する作業を進めてきましたが、道沿いを中心に一区切りついてきました。

そこで

「こんな面白い作業を会員だけで独占しているのはもったいない!」

ということで竹の間伐作業を体験してみたいという方を募集します。
袖ケ浦市の内外を問わず広く募集をしていますので、里山に興味のある方から普段体験した事のない経験をしたいという方までお気軽にご参加ください。

参加方法:  自由参加(当日時間までにお越しください)

日時:  9/19(日) 8:00~  10/1(金) 9:00~   10/17(日)9:00~ 
     ※各回とも2時間程度の作業です。

集合場所:  袖ケ浦市久保田「浜宿団地自治会館」前                    駐車場有(以下の地図を参照)

持ち物: のこぎり(横挽き用)・軍手・汚れてもいい服装(白系で肌の露出が少ないもの)・          靴または長靴・帽子・水筒

ご注意: 小さなお子様の参加はご遠慮ください。また道具の貸し出しは行っておりませんので、各自でご用意願います。

その他ご不明な点がございましたら下記のアドレスまでお気軽にお問い合わせください。 satoyamawalker@gmail.com  佐藤まで

※赤い星印:集合場所 青い星印:駐車場

d0177705_11593744.jpg

written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-14 21:18 | イベント情報・参加者募集 | Comments(0)
略して「たけのこ」
「たけのこ」といっても食べる方ではなくて竹用のこぎりのお話。

あるんですね、専用ののこぎりが。会に入ってから初めて存在を知りました。
一般的な木材用のこぎりとの違いは目の細かさにあるようです。
目の細かさは刃の山の間隔(ピッチ)で表され、木材用(横挽き)では3mm前後に対して竹用は1,5mmほど。
この細かい刃を使って木材より細い竹の繊維を切っていきます。

しかし・・・

木材用だからといって竹が切れないわけでもありません。
なにを隠そう、筆者は木材用を使用しているのです。
(ただ店で竹用に気付かなかっただけというのがオチですが008.gif)。
新品と使い込んだ竹用との比較なので正確ではありませんが、30本ほど切った感想は両者ともそれ程違いは無いのでは?というのが正直なところです。

ただ、刃の作りがこれだけ違うので本数を重ねていけば違いが出るでしょうし、「餅は餅屋」と言うように竹には竹用のこぎりが適しているのは間違いありません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

里山を歩く会専属の竹用ノコ達(一番手前はナタ)。
今年は「竹林再生プロジェクト」を行っているので毎月大活躍ですが、時々仕事が嫌になるのか竹林に雲隠れして皆を困らせます037.gif
d0177705_1219455.jpg


上が竹用、下が木材用のこぎり。
d0177705_12212369.jpg

written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-14 21:02 | 竹林再生プロジェクト | Comments(0)
癒しの竹林
今回は大学生の片割れ、コスが投稿します☆

この日まず私を迎えてくださったのは、いつも駅まで迎えに来て下さる
Tさん、と、同じくTから始まるツバメさんでした043.gif
d0177705_1163398.jpg


集合場所の建物の入口に巣がつくられていて、
親ツバメが時折3羽の子ツバメたちに虫を運んでいました。
人の通るところに好んで巣をつくるツバメたち。。
巣のある家は幸せがやってくるとか・・・
本当に、見ているだけでも幸せな気分になれます053.gif

今日の作業はいつも通り、竹を切って枝を払って、集積する。。。
といった感じでした。

実はこの日、学校の課題が終わらず、前日から徹夜していました。。。
向かう途中は、うたたねしたり、間違えて隣の駅で降りそうになったりと
少々疲れていましたが、
里山に入ってからはまったく疲れが表れず、むしろ癒されている気分でした。

ふしぎな感覚でしたが、里山で汗をかくっていいですね026.gif
そして徹夜してでもここに来たい、それほど大好きな里山です♪

今日はお土産に竹のコップ(?)をいただきました。
帰ったら何を飲もうかな037.gif
d0177705_117377.jpg

                                       ○○コス
にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-06 12:00 | 学生日記 | Comments(0)
少しスッキリ
竹林再生プロジェクトも今回で3回目。
午前8時からの作業とはいえ、夏真っ只中の8月なので竹林の中でも日差しがまぶしいです。
気温や湿度も高いので竹1本片付けるだけで汗だくに。
休憩時間にはメンバーさんが用意してくれた枝豆やお菓子を食べながら水分補給をして、いつもより早めに引き上げました。

これまでの作業でかまくら街道から南東側の斜面へ向けてある程度、間伐が進んだのでこの辺でビフォー・アフターの写真を紹介してみたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
6月20日1回目の作業終了後。
立ち枯れした竹が目につき、それ以外も本数が多すぎて見通しが良くない感じ。
d0177705_2112762.jpg

8月6日3回目(今日)の竹林。
う~ん、見た目はあまり変化がないような気がしますが道沿いの竹を集中的に片付けたので、集積された竹がうず高く積まれ右奥の桜の木が見えるようになりました。
d0177705_21123353.jpg

伐採した竹の本数は概算で
作業人数1回あたり10数人×作業回数3回×一人当たりの1回の伐採本数3~5本=150本前後

写真だと伐採した本数ほどの変化を実感することは難しいですが、現場には切り株が残されているので作業の進み具合がわかりやすいかもしれません。
今週はちょうどお盆休み。
近くにお住まいの方は、現場見学をかねて「かまくら街道」を散策してみませんか。

written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-06 11:50 | 竹林再生プロジェクト | Comments(0)
埋立地で森林体験
今日は急きょ「里山を歩く会」のメンバー4人で「千葉県緑化推進協議会」主催の講演会みどりの教室へ行ってきました。

会場は蔵波川河口の右岸、国道16号線に面した森の中にあるちば里山センター
もとは環境緑化センターと呼ばれ、東京湾岸の埋立地の緑化に適した木を世界中から集めて研究していた施設です(ここは元々干潟で現在は埋立地)。
現在、敷地内は平日一般に公開されていて国内外の様々な木を見ることができる野外植物園的な隠れスポットになっています。

さて講演会のほうはというと幼稚園の先生を対象にした、森林浴の効能や子どもたちの森での上手な遊ばせ方(自然に興味を持たせる導入方法)のお話。
d0177705_21422681.jpg

森林浴というと個人的には「癒し」という言葉が真っ先に浮かんだのですが、免疫力の強化や五感の刺激など様々な効能があるようです。特に認知症の方が嗅覚を頼りに昔のことを思い出した、という話は印象的でした。

また、子どもの自然体験は探究心以外にも協調性や精神の発達、危険予測にも効果があるようで、地元小学生の里山案内を実施している会としては参考になる話しが多く聴けた気がします。

昼食後は子どもに指導する前にまず大人の自然体験が大切ということで敷地内の森の中へ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カツラの木の葉の匂いを確かめる、森林インストラクターと幼稚園の先生。
視覚、聴覚はわりとよく使いますが嗅覚や触覚は忘れがち。
森の中では甘い匂いのする葉や触ると産毛のような感触の葉など気付かない発見がいっぱい。
d0177705_21425991.jpg

気になる物を集めてみようと紙箱を渡され様々な植物を採集。
ちなみにこれは会長さんが集めたもの。メタセコイアやツバキの実などが入ってます。
d0177705_2143236.jpg

屋内に戻ると今度は水鳥の置物の塗装実習が。
一見木製のように見えた置物、実は「木質プラスチック」という7割が杉材の変り種。
石油資源の使用を抑えて国産の植物質資源から日用品を作る研究のPRの一環だそうですが、既にガスボンベのキャップや植木鉢として実用化もされています。
d0177705_21434097.jpg

文章の長さからもお察しのとおり、ボリュームたっぷりの一日だったので少々疲れましたが、環境について様々な視点から関わっている人たちに出会えたのは良い収穫でした。
森林インストラクターの方々の説得力ある語感を信じて、まずは五感を研ぎ澄まして里山に入ってみようと思います。

関連リンク
ちば里山センターホームページ
千葉県森林インストラクター協会ホームページ
千葉県農林水産部森林課・「おさんぽカードハンドブック」
千葉県ホームページ・木質プラスチック紹介                                  

d0177705_2144882.jpg

written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-05 22:34 | 里山イベント日記 | Comments(0)
里山の夏諸々
ここ最近は竹林再生プロジェクトが会のメインの活動になっていた関係で、畑や果樹園がある里山の奥には足を踏み入れていませんでした。

そんなわけで、8月上旬の山の状況はこんな感じという報告写真を下にまとめて載せてみます。

※写真はクリックで拡大します
d0177705_1814819.jpg
春にハナウドが咲いていた果樹園への道。左手はクズ、右手は園芸植物?の花が道に覆いかぶさっています。一応ここはコンクリートの道なのですが。
d0177705_1820416.jpg
                                  



黄色と赤の花の正体はオシロイバナ。
民家の庭先でよく見かける、一般的な花ですが実は江戸時代に日本にやってきた南米原産の帰化植物。ここでは他の植物にも負けず野生化したようです。
d0177705_18265784.jpg

晴天が続いて枯れていないかと心配されていたサツマイモ畑。
雑草と畑の境界線がわからないほど緑一色ですが、道中の下草は刈り取られていたのできっと誰かが面倒をみてくれているのでしょう。
d0177705_18411031.jpg

柿の実も順調に育っています。
d0177705_18433094.jpg












キク科の園芸植物。野生化しているようですがこの一株だけ。里山として山が機能していた頃の名残でしょうか。









そのほか写真にはありませんが果樹園は通路を除いて雑草が腰の辺りまで茂り、お茶の木はツル植物が巻きつくなど歩いた道は緑の海。旺盛な雑草の生命力に圧倒されながら、これらと格闘していた昔の人たちの苦労がしのばれる一日でした。

written by  えい

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by SATOYAMA-walker | 2010-08-01 18:54 | 里山の四季 | Comments(0)