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ノウサギのこと
今日の朝日新聞夕刊に「ノウサギ減りし里山 草地残し、保護目指す」という記事が掲載されていました。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12578599.html

内容は里山に人の手が入らなくなった結果、森林や藪が増えてエサとなる草地が減り、1970年には100万羽あった捕獲数が現在では1万羽程度に激減し、地域によっては絶滅の危機にあるとのこと。

久保田の里山にもノウサギが生息していますが、その環境は記事にある通り年々厳しさを増しています。
民家の裏山では定期的に草刈りが行われて背の低い草地が維持されていますが、山の尾根部では竹林が拡大、ノウサギの主なエサ場となっている果樹園の四方を取り囲む状態になっています。

幸い柿や梅の収穫のため下草を定期的に刈っていることから草地が維持され、冬場にはノウサギの残したフンが果樹園内に散見されますが、管理している方々の高齢化が進み里山全体としては草地の減少に歯止めはかかっていません。

蔵波台、長浦駅前と袖ケ浦市の人口密集地のすぐ隣で、野生のウサギが住んでいるという事実。
これを多くの人に知ってもらい、ノウサギがこれからも生きてゆける環境を維持していきたいものですね。


写真は「かまくら街道」沿いで出会ったノウサギ。夜行性のため目撃したのは5年通ってこの一度だけ。
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by SATOYAMA-walker | 2016-09-26 21:35 | 里山の四季 | Comments(0)