タグ:竹林再生プロジェクト ( 40 ) タグの人気記事
野生のラン、過去最多
野性のラン、キンランとギンラン。

1990年代から急激に数を減らし環境省のレッドリストで、絶滅危惧Ⅱ類に分類されている貴重な花です。

久保田の里山では今年も生息株数の調査を行い、結果はキンラン26株、ギンラン8株でした。
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2012年の調査ではキンラン13株以上、ギンラン1株だったので大幅に増えている事が確認できました。

生息株数が増えているのは、2010年より定期的に行っている竹林の間伐により、地表まで適度な日光が届くようになったこと、生育に欠かせないパートナ(三者共生)であるコナラと菌根菌が健全な状態にあることが要因として上げられそうです。
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竹林や常緑樹の拡大とヤブ化の進行によって里山の姿は大きく変わりましたが、会の活動によって一部でも里山の健全性が保たれていることを、キンラン、ギンランは教えてくれているのです。
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by SATOYAMA-walker | 2016-05-03 22:55 | 里山の四季 | Comments(0)
今年も炭焼きに向けて
今日の作業のことは実習で里山に来ている学生さんがレポートをしてくれたので、詳しくはそちらに譲としてこの竹の出どころとゆくえを簡単に書いてみようと思います。
伐採した竹はいわゆる間伐材。
昨年ちば里山センターの仲立ちで地主さんと結んだ里山活動協定のエリア内から切り出したものです。
この土地はもともと杉林だった場所にモウソウチクが侵入、杉の成長の妨げとなるため定期的に伐採をしているものです。

切った竹は12月のイベント(リンクは2010年の様子)の際にドラム缶2個を使った炭焼きを行い、出来上がった竹炭は会員や参加者に配布予定。
それまでの間、乾燥させるためビニールシートをかけて保管されます。
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by SATOYAMA-walker | 2012-09-16 22:50 | 竹林再生プロジェクト | Comments(0)
竹害が広げる台風被害
7月1回目の定例作業で里山に入ると、先月の台風4号の強風で折れてしまった木々がいくつか見られました。

昨年秋の台風被害と合わせてみると樹木と竹林、人のあいだに以下の様な傾向があるようです。

①もともと雑木林だった場所に栽培放棄された竹が侵入。
②竹が日光を遮るため樹木は光を得ようと幹が細いまま上に向かって成長。
③樹木の上部にだけ葉が生い茂るため重心が上がり不安定に。
④人が樹木に光を当てようと周囲の竹を伐採。
             ↓
⑤竹の支えを失った樹木は風速30~40m程度の風で折れてしまう。


竹害から雑木林を守るにはただ竹を切ればよいのではなく、木の太さや枝の張り方、風の流れなど様々な条件を見極めながら計画的に竹を伐採していく必要がありそうです。
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地面から6,7mの高さで折れているので引いてもねじってもびくともせず、撤去を断念。
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尾根の平坦部にある杉林でも倒木被害が。
ここの杉は竹の支えなくして生存できないほど細く生育しているので、人為的な竹の間伐によって強風被害を受けやすくなっています。
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by SATOYAMA-walker | 2012-07-06 20:40 | 定例作業 | Comments(0)
今年も草・竹刈りの季節
冬場は見通しの良かった梅園の地面もいつの間にかひざ丈ほどの高さの雑草に覆われ、今年はじめての草刈りをしました。
5月下旬から6月上旬にかけての梅の収穫時期に向けて下草刈りの作業が続きます。

一方、竹林再生プロジェクトの現場では協働している蔵波台生光園から今年も社員の方に来ていただきチェーンソーで竹の間伐作業。
機械化の力で太い竹が鎌で草を刈るように倒れていきます。

会員のほうはこの時期猛烈な速さで伸びるタケノコを倒す作業に集中。
2時間弱で約300本を倒しました。
昨年と比べ2倍ほどの豊作だった今年、密林化を避け樹木との共存を図るためにも欠かせない作業です。

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タケノコはシーズンを過ぎて高さは30cmから5mほどに成長。
この時期であれば桿(かん)もまだ柔らかく、手やノコギリで簡単に処理をすることが出来ます。
かまくら街道南東側斜面(500m×50m)の竹林で今年整理したタケノコは推定で1000本以上に上ります。
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今年も数少ないヤマツツジの株のひとつが花を咲かせました。
こうした希少植物を残し良好な里山景観を維持していくていくためにも竹林の管理は重要です。
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by SATOYAMA-walker | 2012-05-11 22:24 | 定例作業 | Comments(0)
竹の切り株切り
年前に千葉大生と共同実施した竹林再生プロジェクトで残されていた竹の切り株(高さ1mほど)を数十本切り倒しました。

密生していた竹を間伐する際に上のほうで枝が引っかからないようにと編み出された「だるま落とし方式」の副産物だったのですが、茶色くなった切り株は景観上よろしくないということで伐採することになりました。 

数年間放置すると根元から腐って手で押せば簡単に倒せるという説もあったのですが、2年程度では時間が足りないようです。

before
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after 
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かまくら街道沿いの目立つ場所だったので、林立していた切り株がなくなって景観が改善されました。
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竹林に適度な空間が生まれたことで日光が入るようになり、一度は枝を落としていたヤマザクラに若い枝が伸びてきました。
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梅園の一角では秋に向けてサツマイモを植える畑を耕しました。
ジャガイモも日をおうごとに葉を大きく広げています。
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そのジャガイモ畑の周辺ではワラビがあちらこちらで顔を出し、会員のKさんが収穫していました。
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帰り道のかまくら街道沿いではウラシマソウの茶色い花が長い「釣り糸」を垂れていました。
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この日は年に一度の総会、市内各地から会員が集まりました。
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by SATOYAMA-walker | 2012-04-15 21:33 | 竹林再生プロジェクト | Comments(0)
竹林再生プロジェクト再々開
千葉大園芸学部の学生さんの野外授業、「フィールドコラボレーション」で進めてきた、竹林再生プロジェクトが久しぶりに再スタートしました。

場所はかまくら街道南東側斜面と変わり無いですが、これまでとは違って難易度UP。

2年前の竹林再生プロジェクトでは平坦な場所での間伐がメインでしたが今回は急斜面が中心なので登り下りが大変です。

今日は手始めに足場を確保するため、枯れて倒れた竹を中心に整理をしました。

写真から少しは変化が伝わるでしょうか?

Before
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After
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枯れた竹は水分が抜けて軽いので取り回しは楽々。
しかし繊維が硬くなっているのでノコギリの通りがあまり良くないです。
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果樹園では6月の収穫に向けて植えたジャガイモが菜の花に囲まれて芽を出していました。
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by SATOYAMA-walker | 2012-04-06 21:23 | 竹林再生プロジェクト | Comments(0)
竹林再生プロジェクトのその後
昨年の5月から12月まで千葉大生の野外実習に協力するかたちで進めてきた竹林再生プロジェクト

密生して薄暗くなった竹林を適度な間隔に間伐したり、竹林に飲み込まれていた落葉樹を救出したりと一定の成果をあげて今は一時中断していますが、そろそろ1年が経過するのでプロジェクトのその後をレポートしてみます。

竹林
2,3年生以上の成熟した竹を残しながら「番傘をさして通れる程度」に間伐したモウソウチクの竹林は、地面にまで日が入るようになり、脇を通るかまくら街道も明るくなりました。

しかし、一方で元が密生した竹林だったため残した竹の葉のつきが悪く、立ち枯れるものも出るなどタケノコを生産する竹林としては課題が残りました。(春に芽を出したタケノコを成長させ世代交代をさせたほうが良かったのかもしれません)
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落葉樹
プロジェクトを実施した範囲にはヤマザクラが5本、コナラが2本、クヌギが1本の計8本の落葉樹がありました。

このうちヤマザクラ3本はすでに枯れていましたが、残りは春に花を咲かせクヌギやコナラも今年の秋に実をつけて救出作戦は成功したようです。
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新しく芽生えた植物
落葉樹以外ではカクレミノ、アオキ、シロダモなどの常緑樹が竹林の林床で生き残り順調に成長しているほか、伐採地へ第一に進出してくるアカメガシワが一斉に芽吹き勢力を拡大しています。
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また、林床が明るくなったためクヌギの木の下では春にドングリが芽を出し、5株以上の生育が確認されています(日当たりが悪いため生育状況は良くないです)。
このほか元々地下茎を巡らせていたフジがところどころで芽を出しているので、幼木に巻きつかないよう注意が必要です。
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このように竹林を間伐したことで多様な植物が成長する基盤ができました。
これからプロジェクトを再開するに当たっては、どのような林形を目指すのか注意深く考えていく必要がありそうです。


written by  えい

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by SATOYAMA-walker | 2011-11-25 21:47 | 竹林再生プロジェクト | Comments(0)
里山の台風被害と竹林のかかわり
9月21日午後から深夜にかけて関東地方の北部を通過した台風15号
各地に被害をもたらした非常に強い台風は、久保田地区の里山にも爪跡を残してゆきました。

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幹の上から3分の1が折れて落下したかまくら街道沿いのコナラ
竹の侵入に合わせて急成長した細い幹が風速40m前後の強風にあおられ折れてしまったようです。
周囲に生えていた竹を春に伐採したことも、支えを失って折れる原因になったのかもしれません。
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竹林ギャラリー周辺の杉林もコナラと同じ原因で10数本が折れてしまいました。
杉の間伐放棄と竹の侵入が被害を拡大させているように見えます。
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かまくら街道から左折した先にある両側を竹林に囲まれた道。
枯れたモウソウチクが無数に道をふさいでいます。
管理がされなくなった竹林では枯れた竹も放置されるため大風が吹くとこのような状態になります。
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written by  えい

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by SATOYAMA-walker | 2011-10-01 21:50 | 里山の四季 | Comments(0)
里山活動の会員募集中
里山を歩く会では長浦駅前地区に隣接する”久保田の里山”整備をともに行なう仲間を募集しています。

久保田の里山は総延長12キロに及ぶ山道を中心に笠上観音正福寺、西国三十三番霊場石碑をはじめとする文化遺産や、木更津以北の海岸林としては東京湾岸最大級の雑木林を有する自然豊かな場所です。


会員は袖ケ浦市内をはじめ木更津、市原、東京都内など、年齢は30代から70代までの多様な顔ぶれです。

会員数は56名(男性36名、女性20名)。


会の主な活動

・定例作業
1.かまくら街道沿いの竹林整備
2.果樹園の下草刈り及び梅、柿の剪定
3.里山道の維持管理
4.野菜の栽培
5.竹を使用した炭焼き

・イベント、社会貢献活動
1.年3,4回のイベント実施
2.地元長浦小学校の生活科授業”里山探検”の引率
3.千葉大学園芸学部学生の野外実習受け入れ
4.地域参加型スポーツクラブNAGAX主催イベント、里山歩き部門に協力



主な活動実績

2000年 里山を歩く会発足
2000年~竹林化していた古道「かまくら街道」を復元
2005年 新日鐵クローバー賞受賞
2010年 袖ケ浦市景観まちづくり賞大賞受賞
      千葉大学園芸学部とフィールドコラボレーションを開始
2011年  ㈱生光園と協働で「貝殻のこみち」完成
       袖ケ浦市景観まちづくり賞奨励賞受賞
      里山活動協定締結2,267㎡

      千葉日報に活動内容が掲載
2013年 かまくら街道でミュージックビデオ撮影 
2014年 袖ケ浦市発行の観光ガイド「袖ケ浦のひみつ」に掲載
      かまくら街道が千葉日報に掲載5/2付


活動は毎月2回、第1金曜日と第3日曜日。
時間は9:00~12:00 夏季(7月~9月)は8:00~11:00
集合場所は浜宿団地自治会館


年会費:1,000円

詳細はコチラからお問い合わせください。
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by SATOYAMA-walker | 2011-05-06 21:01 | 会員募集・活動実績 | Comments(0)
里山道の土留め作業
里山の道をバリアフリー化する赤道再生プロジェクトは今日が3回目。
前回拡幅した赤道の一部に袖ケ浦市から支給された丸太の杭と横板で、斜面からの土砂の流出を防ぐ土留め作業を行いました。

しかしこれが思った以上の難作業。
地面が硬くて杭がなかなか入りません。結局、今日は11本ほど杭を打ち込んだ所で終了となりました。
次回の作業日は5月6日の金曜日、協働している造園土木業者の重機が入りますので、近隣の方々にはご理解とご協力をお願いいたします。
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写真を撮り損ねてしまいましたが、参加人数が多かったこともあり竹林再生プロジェクトも引き続き行いました。
ちば里山センターより作業技術員として1名が参加してくれることにもなり、陽気のいいこれからの季節、里山整備にいっそう弾みがつきそうです。
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写真は新緑まばゆいイヌシデの葉。
里山では木々が次々と芽吹き、遠くから眺めると黄緑から濃い緑まで様々なグラデーションが見られます。
もちろん山の中に入ればやさしい木漏れ日が訪れる人の気持ちを癒してくれるでしょう。

written by  えい

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by SATOYAMA-walker | 2011-04-17 20:53 | 赤道再生プロジェクト | Comments(0)